半世紀以上前に国立ハンセン病療養所「栗生楽泉(くりうらくせん)園」(群馬県草津町)に設置され、特に反抗的な態度を取ったとされた全国の入所者が監禁された「重監房」が、園内に復元されることになった。厚生労働省が23日、ハンセン病関連の検討会に計画案を示し、了承された。患者への人権侵害の象徴だった施設が国の啓発拠点としてよみがえる。今年度着工し、14年3月までのオープンを目指す。
厚労省によると、重監房には1939~47年、全国から93人が「草津送り」された。高さ約4メートルのコンクリート壁で囲まれた八つの独房は真冬には氷点下20度近くまで下がったが、暖房器具はなく、食事も満足に与えられず、22人が死亡。施設はその後取り壊された。
施設は国立「重監房資料館」として整備。二つの独房を原寸大で再現し、証言映像や資料の展示スペースも設ける。施設の延べ面積は約700平方メートル。同省は今年度予算に建設費約2億円を計上している。【江刺正嘉】
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◆ 反抗 (はんこう):反抗.◆復元(ふくげん):复原;恢复原状
◆取り (とり):(1)压轴的演员;大轴子戏,最后的节目。(寄席の。)
(2)有诱惑力的片子(节目)。(映画などの。)